すっかりマスクが必需品な世の中になりました。
日常的にマスクを付けるのが当たり前になり、マスクにもおしゃれさを求められ、お手製のオリジナル布マスクを作る人も増えました。
今回はいつも使ってるお気に入りのプリーツマスクを使って、2枚仕立ての立体布マスクの型紙を起こして完成までを解説します。
お気に入りの布で、自分サイズのマスクを作ると愛着もひとしお。
ぜひ作ってみてくださいね。
今回作る立体布マスクの材料

名称 | 入手先 | 参考価格 |
ハギレ(通気性のいいもの) | 家にあったもの | ー |
マスク用ゴム | 100均 | 100円 |
ハギレは20㎝角のものを4枚使用します。
表にしたい布が薄すぎる場合は裏に別布を使用することをお勧めします。


薄すぎないコットンや麻も捨てがたいです。
使いたい布を2~3枚重ねて口元を覆い、息をしてみた感じが好きかどうかで判断してください。
立体布マスクの作り方
難易度 | 初心者〜中級者 |
材料費 | 100円〜 |
制作時間 | 1~2時間 |
作る方法 | ミシン |
最近ではマスクを作るのに適したハギレが100均にもたくさん並ぶようになりました。
もちろん買ってこなくても、何かを作ってちょっと余った記事で気軽に作れます。
カーブを縫うのが少し難しいですが、落ち着いてゆっくり縫えば大丈夫。
step
1型紙を起こします
まずは普段使い慣れた一番ぴったりのプリーツマスクをご用意ください。
プリーツを伸ばした状態で半分に折り、その形を紙に写し取ります。
耳側にゴム通しを作るので、表布のみ2㎝付け足します。
このまま同じサイズ感で作る場合は周りにぐるりと1㎝をプラスして型紙の完成です。
step
2裁断します
型紙を布に写し、左右対象に2枚ずつ、合計4枚裁断します。
表側はゴム通し口になる部分に2㎝プラスして裁断してください。
裏と表で別布を使う場合は表の左右と裏の左右を1枚ずつ裁断します。
下準備
まずは型紙を起こしてハギレを裁断しましょう。
作り方工程
ここからはミシンパートです。
- 縫い初めと縫い終わりは返し縫い
- 縫い代は1㎝
で作業を進めてください。


step
1中心のカーブを縫い合わせます
表布同士、裏布同士でそれぞれ中表に合わせて、中心のカーブを縫います。

step
2アイロンで縫代を割ります
1で縫った部分の縫い代を割ってアイロンをかけます。
細かい作業になりますので、アイロンの先を使って慎重に。
step
3表と裏を縫い合わせます
表と裏を中表に合わせて、まずは中心の縫い目の部分を合わせてまち針で仮止めし、ゴム通し口までまち針で止めます。
上下とも仮止めができたら、ゴム通しの表布だけを折り返した状態で縫い合わせます。
step
4ひっくり返してステッチをかけます
両サイドが空いて筒状になっているので、そこから表に返します。
縫い目を爪で割って形を整え、上下にステッチをかけます。

step
5両サイドにゴム通し口を作ります
表布を裏側に折り返して、布の端にステッチをかけ、ゴム通し口を作ります。
step
6ゴムを通して結びます
ゴム通し口にゴムを通して、ちょうどいい長さの所で結びます。
立体布マスクの使い方
上下非対称にした場合は装着時に間違わないように注意してください。
お子様は間違いやすいので、ワッペンや刺繍などで目標をつけておくとわかりやすいですね。
お洗濯の際にはゴムが伸びないように手洗いするか、洗濯機で洗う場合は洗濯ネットに入れてください。
ダブルガーゼは織り目が荒いぶん縮みやすいので、シワにならないように手で形を整えてから干すといいですよ。
【立体布マスクの作り方】まとめ
立体布マスクはプリーツタイプに比べると少し手間がかかります。
でもその文フィット感は抜群なので、つけてみると作った甲斐があったな、と嬉しくなりますよ。
縫い方は中心からスタートして上下、ひっくり返してサイドのゴム通し、の順で縫います。
少し面倒ですが、縫う→アイロンで癖付けが美しく仕上げるコツです。
上手に作れるようになったら、ご家族や友人にプレゼントすると喜ばれるのではないでしょうか。