針に糸を通すの得意ですか?
苦手な人は針に糸が通らなくて作業が捗らないいイライラもあるのではないでしょうか?
ペロッとしたら通りやすくなるけど、あれって衛生的にやりたくないですよね。
ペロッとせずにスマートに針に糸を通す技を5つご紹介します。
糸が通らなくてイラッとした経験のある方はぜひご覧ください。
Contents
【針に糸が通らない時のコツ】①糸を平たくする
基本として習ったのがこのワザ。
糸の断面は丸だと思うのですが、それを楕円の型にして細くし、細い針穴を通そうという方法です。
糸が太すぎる、または針穴が狭すぎる時に有効です。
①糸に対して斜めに糸切りハサミを入れます。
②糸先を指のはらで摘んで潰します。
③糸が縦長になるように構えて穴に通します。


糸専用にしなきゃです。
【針に糸が通らない時のコツ】②利き手チェンジ

①と併用して使って欲しい技がこちら。
おそらく利き手に糸を構えている人が多いと思うのですが、聞き手に針を構えて針側を糸に近づけて通してみてください。
動かす手を変えただけなのに案外あっさり通ってしまうのには驚きです。
【針に糸が通らない時のコツ】③針で折り目をつける
刺しゅう糸を数本同時に通す時に向いているのがこのワザです。
- 針で糸を折り、針を外して指の腹で厚みを潰す
- 平たくなった状態で針に通す
刺しゅう糸は束ねて使うことが多く、何本もの糸を束ねるのは大変ですが、糸の端ではなく途中を束ねれば簡単です。
刺繍に使う刺しゅう針は針穴が長いので、糸も長い形状にすれば通ります。
【針に糸が通らない時のコツ】④手のひらの上でこする
私の記憶が確かなら、テレビの裏技番組で昔紹介されていたような?
やり方は以下の通り。
- 小指と薬指の間から糸を出し、手のひらに糸をのせる
- 糸の上に針の穴を乗せて、針で押さえながら擦る
はい、これだけです。
劇的に簡単になのですが、これは摩擦で糸のよりが緩むので私としてはあまりお勧めできません。
最後の手段としてぜひ。
【針に糸が通らない時のコツ】⑤道具に頼る
ここまでワザを駆使しても何だかしっくりこない人には道具に頼る方法をお勧めします。
針を買った時などについてくる「スレダー」という細いワイヤーがついた糸通しですが、ワイヤーが柔らかいのでちぎれたり根元から外れたりするのは時間の問題です。

デスクスレダーなら針と糸をセットしてボタンを押すだけで糸が通せてしまうので、簡単すぎて病みつきになります。
パッチワークなど、手縫いでの縫い物が好きならこれは必需品ですよ。
ただしデスクスレダーは使用できる針が限られているのが難点。
刺しゅう針にはほぼ対応していないので、刺繍に使うならこちらです。
見覚えのある形状なのですが、ワイヤーの部分が頑丈なので耐久性がいいだけでなく、刺しゅう糸を傷めることなく通せるのでストレスなく刺繍を楽しめます。
こちらも対応している針のサイズに限りがありますのでご確認の上ご購入を。
そもそもペロっとするのは何のため?
ぺろっとしたらなぜか針に糸が通しやすいのはみんなが知っているコツですが、衛生的にやめておきたいですよね。
ペロッとすると糸先のほぐれた部分が水を含んで一まとまりになるため、穴に通しやすくなるのです。
ペロッとの代わりにこんなものを使ってみてはいかがでしょう?
ウエットティッシュ
ウエットティッシュで糸はしを軽く濡らしてペロっとの代わりにする方法。
私の職場ではこの方法を使う人が多いですね。
ただしウエットティッシュはすぐカラカラになってしまうので、長時間の作業にはちょっと向いていないんです。
ヘアスプレー
固める系のヘアスプレーなら、糸はしがまとまるだけではなく硬くなるので、柔らかい糸を通すよりも難易度が一気に下がります。
手がベタつくのがちょっと困りますが、どうしても糸を通すのが苦手な人にはイチオシの方法です。
マニュキュア
これもヘアスプレーと同じく、糸を硬くして通す技ですね。
乾くまでにちょっと待たなくてはいけないのが難点ですが、これも苦手な人には心強い方法なのではないでしょうか。
【針に糸が通らない時のコツ】まとめ
針に糸を通すなら、よく切れる糸切りハサミで糸はしを斜めに切り、指の腹で厚みを潰して通しやすくします。
糸ではなく針を利き手に持って、針の方を動かして通すと通しやすいです。
手のひらの上で針穴を押し付けて擦れば糸が簡単に通りますが、糸のよりがほつれやすいのでおすすめはしません。
どうしても苦手な方や、たくさん針穴に糸を通す人には専用のデスクスレダーがおすすめです。
また細すぎる針穴に太すぎる糸を通すと針が折れる原因になりますので、針と糸は適切なものを使いましょう。