デニムって丈夫と言われていても履きすぎて破れることあるんですよね。
でも生地が丈夫だから何かに使えないかな?と考えた時に、裾の部分を生かしたサコッシュを思いつきました。
デニムは生地が分厚くて脱いにくいイメージですが、生地が重ならないように工夫して、さらにハギレを利用して、家庭用ミシンでもじゅうぶん作れるレシピを考えました。
もちろんデニムじゃなくても作れますので、破れてしまったお気に入りのズボンで作ってくださいね。
Contents
今回作るデニムリメイクサコッシュの材料
名称 | 入手先 | 参考価格 |
デニム(ズボン) | 家にあったもの | ー |
ハギレ | 家にあったもの | ー |
Dかん | ダイソー | 100円 |
グログランリボン(1.2㎝幅) | ダイソー | 100円 |
グログランリボンとは、少ししっかりした質感の布のリボンです。
入手が難しければバイヤステープや綿テープなどで代用可能です。
デニムでなくともズボンでOK!
子供用でも、大人のワイドパンツでも、作りたいサコッシュの幅に合わせて用意してね。


裾の部分を使用しますので、裾のダメージがあまりにもひどいものは今回使えません。
デニムリメイクサコッシュの作り方
難易度 | 初心者 |
材料費 | 2000円〜 |
制作時間 | 30分程度 |
作る方法 | ミシン |
なんだか難しそうに見えるかもしれませんが、ミシンで縫うのは5箇所だけの簡単構造なんです。
型紙も不要なので手軽に作れますよ。
下準備
裁断します。
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1デニムの裾部分を裁断します
特に大きさに決まりはないのですが今回は深さ20㎝のサコッシュを例に説明します。
縫い代分の1㎝を足し21㎝のところで裁断します。
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2ハギレを裁断します
続いてハギレは34㎝の長さ、幅はデニムの切り口の幅+縫い代の2㎝を加えて裁断します。
半分の長さ−1㎝が外側のポケットの深さになりますので、今回の場合は16㎝の深さになります。
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3リボンを裁断します
リボンは10センチを2本裁断します。
切り口をライターで軽く炙って、ほつれ止め処理をします。


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4アイロンをかけます

長い方の辺を1センチ裏側に折りアイロンをかけます。
作り方工程
縫うのにデニムが重なってゴロゴロすると縫いにくいので、作る前にデニムの縫い目を中心にずらします。

ぴったり中心ではなく、なんとなくでOK!
裏表で縫い代が重ならないようにします。
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1リボンでDかんを取り付けます

リボンにD感を通して、切り口を片面に寄せて写真のように折ります。
背面の表側の両端に四角く縫い付けます。
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2ハギレを縫い付けます

ハギレの端1㎝が裏側に折ってある状態で、デニムの切り口側にハギレを中表に合わせます。
ハギレの反対側も合わせます。
下から
ハギレ→デニム→デニム→ハギレ
の順に重ねます。
端から1㎝のところを縫います。

表に返して切り替え部分にステッチをかけます。
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3両脇を縫います

ハギレとデニムの切り替え部分で折り上げて、デニムとハギレの端同士を合わせて縫い合わせます。
本体の完成です。
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4肩紐を作ります
お好みで肩紐を作ります。
手持ちのものを利用しても、市販の紐をDかんに通して結んでもOKです。

デニムを5㎝幅に裁断します。
トータルで130㎝程度用意します。
細切れになると思うので、写真左のように中表に90度に合わせて45度に縫い合わせます。
縫い代をカットしてアイロンで割っておきます。

端を1㎝折ってから幅が3㎝になるようにアイロンで折り、さらに半分に折って1.5㎝センチ幅にします。
ステッチをかけて紐状にします。

両端に金具を通して端を縫います。
デニムサコッシュの使い方
今回は紐を120㎝にしました。
私の身長が158㎝で、紐が120㎝だと腰あたりにサコッシュが来ます。
持つ人の体格やお好みで紐の長さは調整してください。
【お好みでポケットなどをたくさんつけて】
これは以前に作ったもので、かなりたくさんポケットがついています。
ペン類や文具類、ちょっとした道具や、小さなシャチハタ印などを入れられるポケットもついていてかなり重宝しています。
持ち運ぶものを想定して作り始めると、つけたいポケットのサイズも明確になりますよ。
【紐が嫌いな人は金具で】
肩に斜めがけがあまり好きではない人には、金具類で装着することも可能です。
- カラビナ二つでベルトホルダーにぶら下げる
- 移動ポケット用のクリップを利用する
小さいお子様には紐のかばんを持たせるのが怖い、という親御さんもいますよね。
持つ人や持つ目的によって、装着方法も工夫してみてください。
【デニムリメイクサコッシュの作り方】まとめ
裁断した裾にハギレをつなげて、折り上げて縫うだけの簡単な作りです。
作り自体が簡単なので、ポケットをたくさんつけたり、サイズ違いでたくさん作ったり、自分なりのアレンジを楽しんでみてください。
古着リメイクのいいところは、思い入れはあるけど着れなくなってしまった服ともう少し付き合えることです。
子供用のズボンもスマホ入れくらいのサイズにはなりますので、捨てるに捨てられないズボンで作ってみてくださいね。
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