水筒はメーカーや種類によって少しずつ大きさが違うため、専用品以外でぴったりのものを用意するのは大変です。
でも水筒より水筒カバーのほうが先に劣化して強いまいますよね。
元々カバーがついてない水筒もよく売られているせいか、ぶかぶかの水筒カバーを無理やり使っている人をよく見かけます。
この方法ならぴったりサイズの水筒カバーが、ベルトを数カ所縫い合わせるだけで完成してしまいます。
水筒カバー難民の皆様、一緒に作ってみませんか?
Contents
今回作る水筒カバーの材料

万能ベルト | DAISO | 110円 |
キルティング生地15㎝×20㎝ | 家にあるもの | ー |
万能ベルトは、水筒のサイズや持つ人の体格によっては2つ必要です。

参考情報
水筒のサイズは高さ20㎝
持つ人は身長110㎝くらい
ベルト1本出足りましたです

万能ベルトに付いている金具をそのまま使いますので、材料はたった一つですが長さ調整ができる水筒カバーが作れます。
万能ベルトは旅行グッズのコーナーで見つけましたよ。(店舗によってどこで売ってるかは違うかも?)
水筒カバーの作り方
難易度 | 初心者〜中級者 |
材料費 | 110円〜 |
制作時間 | 30分〜1時間 |
作る方法 | ミシン |
今回はいつもに比べると難しいかもしれません。
- お手持ちの水筒に合わせてサイズを測る
- 紐を重ねて縫う
ほんの少し難易度が上がる工程を含みますが、初心者の方でもがんばれる作り方なので、ぜひ気負わずチャレンジしてください。
下準備

【ベルトを裁断します】
水筒の一番太い部分が通る輪っかを作って、輪っかより5ミリ大きくベルトを裁断します。(裁断したものを以下横ベルトと、残った長い方を縦ベルトと呼びます)
高さ20センチの水筒で4本横ベルトを裁断しました。

横ベルトを裁断したらマスキングテープで水筒に縦ベルトを仮固定し、肩にかけるのに十分な長さがあるか確認してください。
長さが足りなければ、万能ベルトをもう一本ご用意ください。
【切った部分をほつれ止め処理します】
切った部分をライターで軽く炙って切れ端を溶かします。

【アイロンをかけます】
たたみジワがついているので、当て布をして中低温でアイロンをかけ伸ばしておきます。

作り方工程
【横ベルトの位置に印をつける】

水筒にマスキングテープで縦ベルトを固定したまま、横ベルトの位置を決めます。
まずはそこのギリギリの部分に1本、上の端っこに1本、その間に等間隔に2本を配置し、フリクション蛍光ペンで印をつけます。
ひっくり返して縦ベルトの反対側にも同様に印をつけます。
【横ベルトの中心を縦ベルトに縫い付ける】

縦ベルトの印のところに横ベルトの中心を合わせて縫い合わせます。
横ベルトが下になるように縫い付けてください。
角まで行ったら針が生地に刺さった状態で抑えがねを上げて角度を変えるよ


【横ベルトを輪にして縦ベルトに縫い付ける】

先ほど縫い付けた横ベルトを輪っかにしてまち針でとめ、縦ベルトの印のところに縫い付けます。
底側から一つずつ縫い付けるとやしやすいです。
4本縫い付けたらドライヤーでフリクションペンを消して、完成です。
【ついでハンドメイド】ショルダークッション
「水筒の紐は肩に食い込んで痛そう」
と水筒にショルダークッションをつける親御さんは多いですよね。
この水筒カバーは紐が完全に外せるので、キルティングを筒状に縫うだけでショルダークッションが作れますよ。
もしもキルティング生地が余っていたら、簡単なのでついでに作っちゃいましょう。
【裁断する】

15㎝×20㎝に裁断し、端っこにぐるっとジグザグミシンをかけておきます。

【輪にして縫う】縦長に置いて縦半分に中表になるように折り、端を縫い代1㎝のところで縫い合わせます。




【端を折り返してステッチ】

両端を1㎝中に折り込んで、ミシンでステッチをかけます。

簡単なので洗い替えもついでに作っておくと便利ですね。
手作り水筒カバーの使い方

水筒カバーの使い方は説明不要ですね。
ショルダークッションは金具から完全にベルトを抜いた状態で通して、また金具にベルト通せば装着できます。
ショルダークッションの部分が一番汗をかきやすいので、こまめに取り外して洗濯してくださいね。
この水筒カバーは水筒用に作ったので、水筒カバーとボトルの間にタオルを巻いて調整すれば、水筒より細いボトルにも使えます。
保温機能のないボトルを使うときは、結露を吸う役割も果たしてくれるので便利ですよ。
【水筒カバーの作り方】まとめ
一般的に水筒カバーの作り方といえば、底の丸い生地と側面のまっすぐな生地を縫い合わせる構造をイメージしますよね。
曲線と直線を縫い合わせるのは難しく、少しでも長さが違えば縫わないでいいところまで巻き込んで縫ってしまい、失敗しやすい工程です。
お裁縫歴が長い私でも「めんどくさ」と思ってしまうほどですが、この作り方ならそんなハードルの高い工程もありません。
横ベルトを輪にして縫う部分が少し大変ですが、ゆっくり落ち着いて縫えば大丈夫。
ぜひぴったりのカバーを作ってみてくださいね。